• 心を軽くするマネーカウンセリング

    人生の大きなライフイベントには、

    お金の問題が必ずついてきます。

     

    結婚、住宅購入、出産、教育、…。

    挙げればキリがないです。

     

    たとえばこの中で1つ、「教育」を例にしてみても

    ・公立?私立?

    ・受験する?しない?

    ・習い事はいくつ?いつまで?

    ・留学する?しない?

    …などなど、それぞれの家庭によって、前提が異なりますので

    「子ども一人当たりの教育費はいくら?」といったところで

    答えは一つではありません。

     

     

    不妊治療についても、同じことが言えます。

    ・治療期間

    ・スタートの時期とゴールの時期

    ・検査結果

    ・年齢

    ・治療内容、方法

    ・仕事との両立方法

    ‥など、それぞれの事情や方針・考え方で

    結果(全部でいくらかかるか?)は大きく異なります。

     

     

    ですので、ズバリ○○円、というのは非常に難しいのですが、

    参考となる情報を今日はお伝えできればと思います。

     

     

    平均は治療費140万円、治療期間25か月

     

    少し古いのですが、こんなデータがあります。

    https://www.buzzlabo.co.jp/12053101.pdf

    不妊治療にかかった費用の平均は140万円

    治療期間の平均は25か月

     

    これはあくまでも「平均値」です。

    なかにはトータルで500万円以上の人もいれば、

    スタートしてすぐ効果があればもっと安く済むことになります。

     

    後で取り上げますが、

    助成金制度なども実際はあるのですが

    多くの治療は保険適用外になり、

    結局は高額となってしまうものが多いのも事実です。

     

    お金に関しても、ある程度の計画と準備が必要と言えます。

     

     

    とにもかくにもまずは情報収集

     

    不妊治療は、加齢との闘いとも言われています。

    『短期決戦』で効果を出すことをまず考えるべきです。

     

    そのためには、

     

    「とりあえず」近くの病院で治療を始めて

    自分で何も考えずに、言われるがままの治療をするのではなく、

     

    ・自分で納得できる意思決定ができるように「知識」をつけること

    ・信頼できる医療機関を探すこと

    ・夫婦、家族で話し合って合意した方針で治療を進めること

     

    が大切です。

     

     

    不妊は病気ではないですが、病気の治療と同じように

    「『医者が』治す(妊娠させる)」

    のではなくて

     

    『あなたの体が』妊娠する(医者はそのサポートをする)」

    ということを意識して、

    自分が主体となって計画し、進めていくことで

     

    後悔のない治療ができるのではないかと思います。

     

     

     

     

    実際の治療にかかる費用

     

    では、参考までに、

    実際にかかる費用をご紹介していきたいと思います。

     

    医療機関や検査内容、

    治療を受ける方の方針(どの治療をどの期間(回数)受けるのか等)、

    保険適用の有無などによって

    違いが生じますので、

    あくまで参考としてみてください。

     

    検査費用

     

    【女性】

    ・超音波検査(1回1500円~6000円)

    ・血液検査(ホルモン検査)(全部で2~3万円)

    ・卵管造影検査(5000円~15000円)

    など

     

    【男性】

    ・精液検査(1回千円~3万円)

    ・血液検査

    など

     

    網羅的に検査を受ける場合、

    合計で4万円~8万円程度と考えられるでしょう。

     

    具体的には、

    検査を受ける医療機関を決めたときに、

    問い合わせをしてみましょう。

     

     

     

    タイミング法(一般不妊治療)

     

    タイミング法は、検査などで特定された排卵日をもとに、

    医師が夫婦生活を持つようにアドバイスを行います。

     

    医師にかかり、薬を使ってタイミング法を行う場合は

    1周期あたり1万~2万円と言われています。

     

    精度は低いかもしれませんが、

    ドラッグストアなどで手にはいる

    「排卵検査薬」を使う場合

    1セット(2本)1300円くらいで済みます。

     

     

    人工授精(一般不妊治療)

     

    人工授精は、排卵日を特定して、

    その前後に男性側から採取した精子を洗浄・濃縮し、

    人工的に子宮の中に注入する方法です。

     

    1周期あたり2万~3万円と言われています。

     

     

    体外受精(高度不妊治療)

     

    体外受精は、子宮内から取り出した卵子と精子を体外で受精させ、
    受精卵の培養後に子宮に戻す方法です。

     

    自由診療のため、費用は1回あたり10万円台~40万円と言われています。

     

    薬代(卵巣刺激など)が別に2万~30万かかる場合もあります。

    病院によっては成功報酬制をとっている場合などもあります。

     

     

    顕微授精(高度不妊治療)

    顕微授精は、体外に取り出した卵子に、極細の針で人為的に精子1匹を注入する方法です。

    これも自由診療ですが、人工受精よりも妊娠率が高いと言われていて、

    費用は1回あたり30万円台~80万円と言われています。

    (流産や早産のリスクも高いと言われています・・。)

     

    その他

     

    意外と見落としがちなのが、通院のための交通費です。

    地方に住んでいる方が、都心の有名なクリニックに通うケースなどもあるからです。

     

    また、上記の治療以外にも、

    食事やサプリメント、鍼灸などの民間療法にお金をかける方もいらっしゃいます。

     

     

     

     

    負担を軽減する方法

     

    治療にかかる費用を把握すると、

    ステップが進むほど、費用が高額になるのが分かります。

     

    だからこそ、「計画」が重要になってくるのですが、

    計画の際は、以下のような負担を軽減するための方法があることも理解しておきましょう。

     

    助成金

     

    厚生労働省は、『不妊に悩む方への特定治療支援事業』を行っています。

     

    参考:不妊に悩む夫婦の支援について(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html

     

    対象となる治療は、「体外受精」と「顕微授精」です。

     

    助成の内容は以下のとおりです。

     

    (1) 特定不妊治療に要した費用に対して、1回の治療につき15万円
    (凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等については7.5万円)まで助成する。
    通算助成回数は、初めて助成を受けた際の治療期間の
    初日における妻の年齢が40歳未満であるときは6回
    (40歳以上であるときは通算3回)まで。
    ただし、平成25年度以前から本事業による特定不妊治療の助成を受けている夫婦で、
    平成27年度までに通算5年間助成を受けている場合には助成しない。

    (2)  (1)のうち初回の治療に限り30万円まで助成。
    (凍結胚移植(採卵を伴わないもの)等は除く)

    (3)  特定不妊治療のうち精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術を行った場合は、(1)及び(2)のほか、1回の治療につき15万円まで助成。(凍結杯移植(採卵を伴わないもの)は除く)

     

     

    受給にはいくつか条件があります。

     

    (1) 医師の診断と婚姻関係(特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦)

    (2) 年齢(治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦)

    (3) 所得制限( 730万円(夫婦合算の所得ベース))

     

     

    事業の実施主体は、各地方自治体です。

    また、医療機関は指定されていますので、事前にチェックしましょう。

     

    指定医療機関一覧:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047346.html

     

     

     

    また、国の事業とは別に、市区町村・企業などで

    独自に助成を行っている場合もありますので、

    お住まいの自治体のホームページや、会社の制度についてもチェックしましょう。

     

     

    医療費控除

     

     

    不妊治療にかかるお金は、医療費控除の対象となる場合が多くあります。

    医療費控除の詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

    12月です。今年の医療費の自己負担額を計算してみましょう! 不妊治療や出産の費用も負担を軽減できます!!

     

     

     

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    参考データ:

    不妊治療を考えたら読む本(ブルーバックス社)

    各医療機関HP

    子育てハックhttps://192abc.com/trying-to-conceive

    など